中国の対外投資の落ち込みが鮮明、中国は統制経済に戻るのか







文化放送のラジオネタです。コメンテーターは経済評論家の三橋貴明さんです。

中国対外投資が減少しているそうです。

中国の対外投資が落ち込んでいる

中国企業の対外投資の落ち込みが鮮明になってきています。

今年の1月~6月の対外直接投資の金額が前の年に比べて46%減少したとのこと。

約5兆3000億円と大幅に減りました。対中国直接投資を再び下回りました。

原因は、資本流出と人民元安を止めるために、海外企業の買収を制限したためと考えられます。

中国の資本移動の規制

人民元の外国の通貨に両替することを禁止しています。

つまり、中国共産党の意向で資本移動の規制をしているわけです。

そのため、海外企業の買収のために、人民元を現地通貨に両替できないので、海外企業買収ができなくなっているわけです。

前に元SMAPの香取君と草薙君が中国に進出を考えているというニュースが出ていましたが、二人とも何をしたいのだろうと思いました。もし中国でお金を稼いでも、日本円に両替できないため、もしそのお金を遣うなら、中国で使うしかありません。二人とも、中国に永住したいのかなあと思いました。たぶん、二人にそんなつもりはないと思うので、中国経済を知らないとそんなことを考えちゃうんだなあと思いました。

人民元がSDRバスケットに入れられた意味

人民元と言えば、昨年10月にIMFは特別引出権(SDR)バスケットに人民元を入れました。

SDRバスケットと言えば、ドル、ユーロ、ポンド、円の4つだったのですが、新たに人民元が追加されたということです。

SDRとは、Wikipediaによると右記のようになります。「IMF加盟国はIMFに対し借入れを行うことができるが、1970年以降、IMFを経由して他の加盟国からの資金調達が可能となった。危機に直面した加盟国は、仮想の準備通貨であるSDRと引き換えに他の加盟国からドル・ポンド・ユーロ・円という通貨バスケットにある通貨を融通してもらう仕組みである。」

IMFとしては、中国に、人民元の開放と国際通貨であることの自覚を持たせれることで、世界経済に中国を取り込もうとしたということだと思います。

しかし、今中国は何をやっているかという話です。。。

IMFの見込みが甘かったと言わざるを得ません。

中国に国際通貨であることの自覚などない!?

資本移動の規制が何を意味するかというと、中国で日本企業が稼いだお金を日本に持ち帰れないということです。(稼いだ人民元を日本円に両替できないため)

対内投資を対外投資が上回る国を資本純輸出国と言いますが、経済発展が成熟してきたことを示す指標となります。

中国当局は、「経済貿易大国から、経済貿易強国へと躍進する上で、重要な出来事」と言っていました。

しかし、中国は資本輸入国に戻ってしまいました。ある意味、発展途上国化していると言えるわけですが、それは資本制限しているので、当たり前だと言えます。

IMFも資本移動の制限がされるような通貨をSDRバスケットに入れ続けていていいのかという議論をするべきだと思うのですが、やりません。

まあ、もともとIMFの狙いからすると、「中国が国際通貨の自覚を持てば、資本制限などしない!」と思っていたようなので、SDRバスケットから外す話も出せないのかも知れません。

今後、世界経済はどうなる?

しかし、人民元の国際的信用は損なわれていると見て間違えないと思われます。

中国は今後統制経済に戻らざるを得ないと言われる所以ですね。。。

中国が自由経済を後退させて、統制経済に戻ることになるとどうなるか、僕にはわかりませんが、世界経済に与える影響は大きいと思われます。

大きく世界経済が動く局面があるかも知れないので、金融資産をお持ちの方々は、備えが必要かも知れません。

まあ、中国について、警戒しろ~っという話は、2年前くらいからありますが、まだ動いてないので、今すぐ何か起こるとも思えないですけど。

中国の不良資産は溜まるばかりです。いつ爆発するのか、誰にもわからないというのが現状ですね。

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