地政経済学序説 富国と強兵を読んでいます







昨日、図書館から「地政経済学序説 富国と強兵」という本を借りてきました。
1ヶ月半待たされて、やっと借りれました。
この本ですが、「地政経済学」という古くて新しい学問の分野の考察をしています。

古い地政学が、冷戦を終えて、議論される必要がなくなり、今ではあまり聞きなれない学問となりましたが、改めて、見直されるべきときが来ているということです。
また経済学とは、他の学問との親和性が論じられることのない学問でした。
そこを中野剛志先生が、地政学も経済学を一緒に考えることで、今の世界情勢を正確に把握できることを見抜き、2つの学問の統合をはかる学問として、「地政経済学」を提唱しています。
まだ序章を読み終わったところなので、このあとどのように展開されるのか、まだわかりませんが、興味深い本です。

しかし、考えるのですが、一介のサラリーマンが読んで、この本の内容を何に活かすのだろうか?ということですね。
「地政経済学」は、なかなか今現在の世界情勢をつかむのに、いいと思いますが、それを知って、何に使うのだろう?と単純に疑問を感じています。
こういうことに好奇心を持つ自分が不思議な存在だなあと思えるのです。
一介のサラリーマンが世界情勢を把握してどうするのでしょう?
っと思いつつ、600ページもある本を読んでみようと思います。
なので、しばらくブログの更新がないかも知れないです。
僕は本を読むのが、普通の人より遅いので、普通に本を借りられる期間の2週間、たっぷりかかると思います。
「エクサスケールの衝撃」も600ページの本でしたが、2週間かかりました。
また、レポートを書けるといいなと思いますが、はてなブックマークに載っても、経済のネタはあまり興味を持ってもらえないのが最近わかってきたので、カウントも伸びないだろうなあと思います。
しかし、そんな打算を抜きにして、好奇心には、勝てないのです。
っということで、ブログよりも読書を優先したいと思います。

2017年5月31日追記

4月の終わりごろ、結局図書館で借り続けていた本でしたが、手元に置いておきたくなったので、電子書籍で買いました。
600ページもあった本だったので、iPhoneで気軽に開いて読むのは、とても便利に感じています。
1回読み終えての感想を書いておきたいと思います。

中野剛志先生は、膨大な資料をまとめただけだということを書かれていますが、本当にこれだけの知識を凝縮して本にまとめていただけたことは本当に大変な作業だったと思います。
とても貴重な本になったと思います。

先生の研究は多岐に渡っています。
貨幣観については特に重要だと感じます。新古典派経済学ばかりが経済学のようになっている現在では、表券主義の考え方ができなくなっているので、そこに焦点を当てることは重要だったと思います。
貨幣観の誤りは、まさに今の経済を見る上で、いろいろなことを誤解させていることがわかります。
普段使っている貨幣について、自分がまったくわかっていなかったことを思い知りました。
今の世界の国々の政策がどれだけ間違っているのか、特にEUはどうしてユーロなど作ってしまったのか、不思議でなりません。
EUがこれから、どうなっていくのか、わかりませんが、ユーロはなくさないといけないだろうと思います。

あと、産業革命前からの経済的な歴史を追っていただけていて、大変勉強になりました。
産業革命で何が起こって、そして第一次大戦前に取ったイギリスの政策の失敗などが書かれていて、今のアメリカ、日本が失敗した理由がよくわかる内容でした。
歴史に学ぶことは多いと感じました。アメリカはまさにイギリスと同じ失敗をしています。
なぜ歴史から学べないのかと、少し不思議に思います。
先生の経済学と地政学の両方で見た歴史は、まさに今役立てられるものであり、政治家の方々には、ぜひ知っていただけたらと思いました。

今、2回目を読んでいるのですが、つくづく勉強になります。
何度も読んで身につけたいと思います。

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