国家戦略特区の問題点、加計学園より沖縄は大丈夫?







文化放送のラジオネタです。コメンテーターは経済評論家の三橋貴明さんです。

本ブログでも何度か取り上げていますが、国家戦略特区にはいろいろ問題があります。

国家戦略特区の本質的な問題

国家戦略特区と聞くと、国家が戦略的に考えた特区であるように聞こえます。

しかし、中身が全然違うことが加計学園の話でも、わかるかと思います。獣医学部の新設が国家の戦略なのかと言えば、獣医学の国際競争力強化が国家的戦略として有効なのか???と疑問に思えることなので、国家による戦略的な構想だとはとても思えません。

国家戦略特区とは、グローバリストたちが自分たちの利益だけを考えて、自分たちの思い通りの政策をしたい。でも、全国区でいきなり始めると国民の反発をまねくので、最初は特区で自分たちの政策を始めるという、そういう制度だということです。

加計学園の話で言えば、獣医学部新設の全国拡大が目的だったということです。

特定の(安倍総理と仲のいい)企業家、投資家の人たちのビジネスをやりやすくするための制度だったのです。

許されぬ民間議員

需要があるのに、政府の規制によって、供給が伸びないときには、構造改革も必要だと思います。

あと、特定の個人ではなく、国会で決まってたのであれば国会議員は我々の代表なので、そこで決まるのならばいいと思います。

しかし、実際に決めているのは、国家戦略特区の有識者議員という「民間議員」と名乗っている民間人が決めていることが問題だということです。

代表的な人がパソナ取締役会長である竹中平蔵などです。彼らは、国会議員と違って、国民から選ばれたわけでもないのに、「民間議員」と名乗っています。「議員」などと名乗っている時点で、民主主義を冒涜していると言えます。

この民間議員がどうやって決まっているかというと、簡単な話で、安倍総理と仲がいい人たちだということです。

国家戦略特区自体は、「内閣総理大臣が主導して、特区において規制を改革する」と法律で決まっています。

「経済・社会の構造改革の推進による産業の国際競争力の強化、または国際的な経済活動の拠点の形成に際し、優れた知見を持った人たちから、内閣総理大臣が任命するもの」という基準で総理大臣が決めた人が「民間議員」と言われる人たちです。

加計学園の問題が盛り上がってしまったのは、安倍総理のえこひいきのせいだと思われます。

国際競争力の強化と獣医学部の新設の話は関係ないことがはっきりわかると思います。

だから盛り上がってしまっているものと思われます。

今の問題は農業特区

当ブログの記事「農業分野での外国人雇用を特区以外でも検討」でも書きましたが、農業特区に外国人労働者を雇用できるようにしましょうということで閣議決定されて、6月から実施されています。

しかし、全ての外国人は派遣社員だとのことです。

人材派遣会社パソナ取締役会長である竹中平蔵が無関係だとはとても思えないということです。

特定の人と知り合いだということだけで、自分のビジネスをしやすくする改革を実施できる制度である国家戦略特区は、発展途上国の制度だと言っていいとのことです。

問題は沖縄県の翁長知事

沖縄県の翁長知事が農業労働者への外国人の受け入れ、農業用地内の農家レストランの運営について特区指定の申請をして、支援を求めているそうです。

TPPの話があったときにサトウキビの関税がなくなる話がありました。

現在のサトウキビの関税は400%です。沖縄の離島では、台風や雨が多いため、サトウキビ農家くらいしか産業がないそうです。

TPPはなくなりましたが、そのときに、もしサトウキビの関税がなくなった場合、沖縄の離島に住んで国家を守ってくれているサトウキビ農家の方々は廃業するしかなくなり、沖縄本島や鹿児島などに移住するしかなくなると思われていました。

そうすると無人島が増えます。ふと気が付くとそこに中国人が住み着いてしまっている。その状態で日本はその島を日本の領土だと訴えることができるのでしょうかという話でした。

ところが、今回、沖縄県の知事が自ら進んで離島に外国人労働者を入れたいと申請してきたわけです。

入ってくる外国人はほぼ中国人だと思われます。技能実習生の割合を見れば、中国人が半数以上になることはわかるわけです。

この状況で中国人を離島に住まわせたいのか、本当に問いただしたい気持ちになります。

翁長知事は尖閣諸島のことは、他人事なのですかね???あれを見ていたら、こんな決定はできないと思います。

沖縄の地政学的な条件を何もわかってない人が知事であることがとても怖いと思うわけです。

ちなみに、中国は尖閣諸島のみが自分たちの領土だと言っていません。沖縄全体が中国の領土だと主張しています。

翁長知事の危機感のなさには呆れるばかりです。

沖縄の危機

沖縄が100年後にも、本当に日本の領土であるか、心配になるわけです。

この申請ですが、国家戦略特区の諮問会議で、有識者議員である「民間議員」が「沖縄の離島は国家島嶼(とうしょ)防衛上、認められない」と言って申請を止めてくれたらいいのですが、国家観のない「民間議員」は絶対に止めないと思います。

こんな国家防衛上の問題になることなのだから、国会で議論されるべきことですが、国家戦略特区の諮問会議によって決定されてしまうわけです。

それによって、沖縄の離島に中国人があふれるようなことになって本当にいいのでしょうか???

そして、そんな離島を日本の領土だと、日本人は言えるのでしょうか???

竹島がアメリカの議員に韓国領だと言われてしまっています。それと同じことが起ころうとしています。

このままいくと、日本の領土は減って行かざるを得ないということになりそうです。

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