日本テレビ系情報番組「スッキリ!!」のコメンテーターが番組の意向を無視したということで、降板になるそうです。
日本のワイドショーのレベルの低さ
コメンテーターは、宇野常寛という人だそうです。
この人、南京大虐殺を否定する本を置いていたアパホテルに対して、「歴史修正主義だ」と言ったらしいです。
それで「日本テレビに右翼団体の街宣者が押し寄せたのが問題だったんじゃない?」とか言っているそうです。
っていうか、そんなに南京大虐殺のことを詳しく知っているなら、「じゃあ、どういう事実が南京であったのか教えてくれ!」と言いたくなります。
当然僕も事件を見てきたわけではないので、わかりません。
虐殺前の人口と虐殺後の人口に差がなかったという記録としてしかわからないというのが事実だと思います。
20万人の虐殺があったのなら、住人の数が虐殺前後で大きな差がないとおかしいと思います。
なぜ人口が増減しなかったのか、宇野常寛は説明できるんですかね?
あと、日本兵が殺害したのは便衣兵(べんいへい)だとされています。
国際法上、軍服を着てない人は戦闘をしてはいけないことになっていました。
ですが、南京の兵士は私服を着た状態(便衣兵)で銃を撃ってきたのです。
日本兵としては、敵か一般人か見分けが付かなかったと思われます。
国際法上、便衣兵は捕虜にせず殺害していいことになっていたため、捕虜になる人はいなかったというのが真相だとされています。
そういうことを宇野常寛は知っていたのですかね?
そんなレベルの人がテレビ番組のコメンテーターなどをしていたということです。
これを読んで、本当に日本のワイドショーほどデタラメな存在はないなと改めて、思い知りました。
言論の自由
単に首になったのは、あなたの知識不足とかコメンテーターとしての姿勢に問題があったからなんじゃないの?と思うのですが、本人は、プロデューサーの意向を無視したために番組を首になったという旨の30分ほどの動画をYouTubeで配信しているそうです。
そしてツイッターでも投稿して2万リツイートをもらったそうです。
こういう言論の自由を暴力的に使う人が世の中にはいるわけです。
こういう人は本当に怖いですね。
こういう人にも言論の自由がある日本という国の平和さが返って恐ろしいと思えてしまいます。
日本テレビもこんな人をよく今まで使っていたなあと、関心してしまいます。
テレビに出るのに資格はいらないですからねえ。
どういう経緯でこういう人がテレビに出ることになったのかは、わかりませんが、もっとまともな人はたくさんいるのではないでしょうか?
自分の言論の自由
僕も言論の自由の矜持を受けて、こうやってブログを運営できています。
僕もときどき間違ったことを書くことがあります。
できる限り修正していますし、反省して間違えないようにしようとしています。
しかし、宇野常寛は間違った見解を番組上でして問題になったことを根に持って、「言論の自由」を使って、暴力的なことをしているわけです。
なぜ反省しないのか、僕にはよくわかりません。
自由というものはある程度、良識を持った人間にしか与えてはいけないと今更ながら思い知った事件でした。