中野剛志さんが紹介した現代貨幣理論について改めて考える。リフレ派の主張をもうちょっと勉強します







また「貨幣の誤解は根が深い、リフレ派も半分は理解していると思うけど、全部じゃない」の記事への返信に対してAさんであるILOVEYUKICHANさんからのお返事をいただいたので、記事にさせていただこうと思います。

> ponさん、こんにちは
>
> わざわざ一記事を書いていただいて恐縮です。
>
> Bさんの頑固さ(笑)について考えたのですが、その漠とした正体が分かったような気がします。
>
> 彼は中野剛史さんのの結論、「財政赤字でも日本は財政破綻しない」のみについてリフレ派と一緒、と言っているのです。
>
> Bさんの根拠は高橋洋一さんの「バランスシート論」だと思います。日本政府には赤字国債に匹敵するだけの資産があるから財政破綻しないと考えているのでしょう。
>
> 要するに、上念さん大好き、高橋さん大好き人間なんですね。もっとも私たちは中野さん大好き人間ですが・・・
>
> 結論は同じだとしても、そこに至る理論過程が全く異なることにBさんは気付きません。社会通念、俗な表現を用いると、「思い込み」の恐ろしいところです。
>
> 現代貨幣理論では、貨幣について「表券主義」にたち、「内生的貨幣供給論」により、銀行貨幣の創造を理解します。
>
> 要するに、銀行預金は原資を貸し付けるのではなく、貸し付けることによって銀行貨幣が生まれます、釈迦に説法ですが。
>
> Bさんはここを理解できない、中野さんがちゃんと説明しているにもかかわらず。
>
> もし理解できるなら、いくら金融緩和しても、市場に供給される貨幣は増加しないことは明白です。
>
> 思い込みは本当に恐ろしいとつくづく恐ろしいです。
>
> 追伸です。
>
> 現代貨幣理論の論者、ビル・ミッチェルの記事が翻訳されています。
>
> 私には高度すぎて理解できませんが、参考になれば幸いです。

ビル・ミッチェル「MMT(現代金融理論)の論じ方」(2013年11月5日)

コメント、遅くなってすみません。ビル・ミッチェルさんの記事の翻訳を読んでからお返事しようと思っていたのですが、なかなか時間がなくて、読めておりません。。。
申し訳ありません。
Bさんの主張を検証する件もやりたいと思っていたのですが、最近お仕事が忙しかったり、家庭での行事が重なって、なかなかまとまった時間を取れないため、それも進んでおりません。。。
ILOVEYUKICHANさんは、お勉強熱心で素晴らしいと思っています。

さて、Bさんの件ですが、結局財政破綻しないという話だけで、同じと言っていたのか、まだ僕にはよくわからないです。
ILOVEYUKICHANさんが紹介してくださった「第2回「日本の未来を考える勉強会」ー貨幣と租税ー」を見ても、同じことを言っていると言っておられていて、解せないんですよね。。。
リフレ派は結局新古典派経済学を基本にしていると思うので、明らかに違うんです。それを見て、主張が同じだと言っておられていて、よくわからないんですよね。。。
あと、金融緩和をまずしてから、財政出動すればいいとBさんは言っておられるのですが、我々の主張は、どちらかというと財政出動の方がメインであって、金融緩和も実施すれば効果的というイメージです。
現代貨幣理論から導き出されることは、国の財政赤字は必要というところにあるわけで、財政赤字は、財政出動による赤字国債の発行を意味していて、金融緩和で、その赤字国債を日銀が買い取って、経済を循環させましょうというのが理屈だと思うんですよね。。。
Bさんの言う、「金融緩和を実施して」というのは、結局デフレはマネタリーベースの不足から起こるからという前提があり、マネタリーベースの不足を埋め合わせてから、財政出動すればいいじゃないということなので、話が反対なのですが、Bさんはなぜ一緒だと思ったのでしょうねえ?
Bさんが、その主張をどう捉えたのか、よくわからないです。

「バランスシート論」については、高橋洋一さんの記事を読んだときに、概要だけだと思いますが、読みました。民主党が政権を取っていたときに、政権を取る前は埋蔵金の話をして、自民党政権は埋蔵金を隠していると言っておりましたよね。その埋蔵金を換金して、国の借金を減らすと言っておりましたが、民主党は、結局埋蔵金を換金しませんでした。
そのせいかも知れませんが、鳥越さんは実際には埋蔵金は換金できないお金のことでしょう?と高橋洋一さんに確認したようですが、高橋洋一さんは、換金できるお金であると答えたそうです。財務省の天下り先がなくなるので、換金させてもらえないというのが現状のようです。結局は財務省都合で民主党政権も公約を守れなかったということですよね。。。

結局ですが、リフレ派は悪ではないし、近縁種であるのは間違えないですが、根本的な考え方が違うんですよね。卵が先か鶏が先かで、主張が反対だということと、デフレがマネタリーベースの不足という認識不足が違うこと(デフレとは総需要の不足であること)、あとは、リフレ派は、GDPを増やせばそれでいいと思っている節があるくらいですかね。リフレ派は、あまり安全保障について考えてないことが怖いです。だから、TPPや日米FTAについて実施することに、あまり抵抗がないのだと思われます。

安全保障は、防衛、防災、防犯、医療、介護、エネルギー、インフラなど、生活にかかせないものがどれか一つでも失ったとき、全てを失ったのと同じ効果が起こる、つまり亡国に向かうという考え方がリフレ派にはないらしいと最近気がつきました。だから、健康保険や薬価の価格が自国で決められなくなる可能性のある日米FTAに対して、それほど抵抗なく賛成しているのだろうと思えています。

リフレ派の主張をもうちょっと勉強してから、こういう主張はするべきかと思っていましたが、勝手ながら自論を述べさせてもらいました。
異論があっても、皆さん、あまり過激に攻撃しないでね。。。

っということで、返信とさせていただきます。

中野剛志さんの主張と違う考えも交えてしまっていますが、現状、僕が捉えている考え方を展開させていただきました。のちほど、ビル・ミッチェルさんの記事は読ませていただこうと思います。そのときは、また回答をさせていただきます。
中途半端な回答で申し訳ありませんが、今回はこの辺りで失礼させていただきます。

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2件のコメント

  1. ILOVEYUKICHAN

    ポンさん、ご無沙汰しています。
    ポンさんは誠実で慎重な方だから、もう少しリフレ派の勉強をされるとのことですが、お時間の無駄になってしまうような嫌な予感がします。

    ご存じのように、リフレ派の親玉と見なされている浜田宏一氏が金融緩和だけではデフレ脱却は不可能であることを認めてしまっていますから。

    上念氏や田中秀臣氏はそれを認めたくないようで、今だにアベノミクスが成功しているような印象操作をしていますが・・・

    新潮45 2017年2月号に中野剛史さんの「デフレ脱却失敗で宗旨替え 暗愚なる経済学者、浜田宏一の罪と罰」と題する論文が掲載されています。
    痛烈な浜田宏一批判であり、同時にリフレ派批判となっています。

    先ほどAmazonでみたら古書でありました。図書館にもあると思います。もし未読でしたら機会があればお読み下さい。

    現代貨幣理論を理解すれば金融緩和「だけ」ではデフレ脱却は不可能なことは火を見るより明らかです。といっても私も偉そうなことは申せません。現代貨幣理論をやっと知ったのは昨年の8月です。

    中野さんを講師とする自民党の勉強会の動画、YouTubeでは再生回数は3万回程度ですが、ニコニコ動画では14万回を超えています。

    ニコニコのユーザーは若年齢層がYouTubeよりも多いでしょうから、若い人たちはそれだけ目覚めているんだと思います。(もっとも私は年寄りですが)

    デフレ不況は若い人たちを直撃しますから、みんな必死なんだと思います。

    私が購入した動画の中で中野さんが指摘されていたのですが、デフレはある程度お金を持っている人にはそれほど悪いことではありません。なにしろお金の価値が上がるんですから。

    浜田さん・上念さん・高橋さん、みんなそこそこの成功者でそこそこの金持ちです。だから真剣にならない。

    不況脱却を阻んでいるのはこういったエゴイズムなんだと思います。

    こんな身も蓋もないことを書いて、私もネガティブな中野さんに似てきたようです。すみません。

  2. ILOVEYUKICHAN

    すみません、追加です。

    リフレ派は、特に上念さんはTPPに賛同しているようですが、そもそもグローバリズムそのものが間違っています。

    財政出動しても、政府が投資したお金が海外に逃げてしまっては元も子もありません。

    TPPについては、今後アメリカがどう出るかはわかりませんが、原案では非関税障壁の撤廃として政府調達がありました。公共事業についても門戸開放せよ、というわけです。

    これでは、公共事業を行っても日本国民はそれほど潤わない。不況脱却も困難かと思われます。

    この点においてもリフレ派は理解ができていないようです。

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