国家戦略特区は官邸の威光でなんとでもなる、加計学園で見える問題







ラジオネタです。コメンテーターは経済評論家の三橋高橋さんです。

加計学園問題

安倍総理の友人が理事長を務める学校法人加計学園の獣医学部新設をめぐり、文部科学省が内閣府の官邸に言われたことを書いた文章について、文部科学省の現役職員が朝日新聞の取材に応えて、文章が省内の複数の部署で共有されていたと証言しました。

菅官房長官は文章をめぐる証言について、文部科学省で検討した結果、文章が存在するかの確認調査を行う必要はないと話したそうです。

朝日新聞によると文章が共有されていたことが示されたわけですが、しかし、国家戦略特区というものは、元々政治力が働くようにできているものだそうです。

国家戦略特区とは

加計学園もそうですが、同じ今治市の国家戦略特区には、ホームページを作る会社を雇いやすくする特区などが存在しているわけです。

誰がそんな特定の企業をターゲットにしたような特区を作ったのかという話です。

行政や国会議員などの意見を反映せずに、内閣府の権限で勝手に制度を作れるのが、国家戦略特区というものだとのこと。

安倍総理は、友人から頼まれて、自分の威光で許可したんだけど、何が問題なの?というべきだと三橋さんは言われています。

もちろん、その許可を出すときに、お金をもらっていたら、問題となりますが、そうでないならば、国家戦略特区でのそのような決定は批判されるものではないのです。最初から歪んだ制度であると言えるわけです。

国家戦略特区の組織図

国家戦略特区には、いろいろとんでもない特区が存在しているわけです。

以下のように内閣府ホームページには国家戦略特区の組織図が描かれていますが、三橋さんの言われるように、安倍首相が口出しすれば、なんでもできてしまう構造になっていることがよくわかります。
  国家戦略特別区域法の概要

そんないろいろな特区がなんで作られたのかと言えば、政治力だということです。

諮問会議のメンバーも政治力で決まるし、民間事業者も安倍首相の威光で決められるのです。

官邸の威光が反映されるのは当たり前の話だと言えるでしょう。

つまりは加計学園の理事長を優遇したところで、特区の中では構造上問題ないと言えるわけです。

だから三橋さんは以前から国家戦略特区に反対してきたそうです。

特定の企業が得をする国家戦略特区

特定の政治家の声が通る、厳密にいうと、特定の政治家の裏にいる企業家の声が通ることになる、元々そういう制度だと言えるわけです。

安倍首相は、自分の声が入る余地がないなどと言っているようですが、国家戦略特別区域法の概要を見る限りでは、そんなはずはないことがわかると言えます。

三橋さんは、安倍首相には、「自分の一存で決めたことだ、何か問題があるのか?」と堂々と言って、その上で、それを国民が受け入れるのか、受け入れないのかを判断するべきだと言っておられます。

国家戦略特区に対する個人的な意見

僕個人としては、特定の企業が優遇されて当然の特区など、あっていいはずがないと思います。

こんなことは、発展途上国でよく見られることですが、先進国である日本であっていいはずがないと思うのです。

また特区というものは、大概の場合は全国に展開されることになるそうです。

つまりは、特区という限られた地域で成長した企業が全国区になり、既存の企業や制度を壊す可能性があるわけです。

以前、当ブログでも書きましたが、「農業分野での外国人雇用を特区以外でも検討」のように、特区で特別に決まった制度が全国区になるのです。

こうやって今既存の日本の風土や制度が壊されて、特定の政治家と親密な特定の企業が得をする、そんなことが今進んでいるのです。

加計学園問題は、氷山の一角でしかないのです。問題は、獣医学部が不足しているかどうかいう話ではないことがわかるかと思います。

我々国民は、国家戦略特区をどう受け取るかです。

僕は国家戦略特区のような制度には反対です。

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2件のコメント

  1. 私も反対ですよ・・・共謀罪も強行されて一体どうなって行くんでしょうね。平和から遠のいていきますね_| ̄|○

    • ponnponn

      加計学園の話で、国家戦略特区の議論が活発になればいいと思うのですが、マスコミは、あまり取り上げてないように思います。僕はあまりニュースを見ないので、よくわかりませんが。
      共謀罪の話も、ラジオで聞いたところによると、社会的な問題になるまで適用されないんじゃないかと言われていましたが、実際はどうかわからないですよね~。
      平和から遠のいていくという意味では、実際そのとおりです。
      中国もまずいですし、EUは第二次世界大戦前の状況に近づきつつあるという話もあります。北朝鮮は、聞く話では、韓国との融和が進まなければ、そんなに問題ではなさそうです。
      平和が前提のグローバリゼーションが進みすぎて、今は保護主義が主流になろうとしています。アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど、移民の制限を始めていますし。
      グローバリゼーションの縮小がそのまま戦争への道かというと、そうではないと思いますが、今の状況の中、安倍内閣に日本の風土を壊され続けるのは怖いなあと思います。
      しかし、他の自民党議員で他に安倍さんよりマシな政治家がいるかというといないので、安倍さんにまかせるしかない現状がなんとも歯がゆいです。。。
      困ったもんです。

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