TPP、結局2016年11月8日の採決は見送られましたね。
まあ、アメリカの大統領選の結果を見てからでいいんだよね、最初から。
トランプなら、TPPなんてなくなるのだし、ヒラリーにしても、再交渉だろうから、今決まっていても、どうせ変えさせられるのはわかっていることだものね。
ヒラリーが勝ったときは、もっときついTPPの条件になるだろうなあ。
クリントン財団の献金はすごいらしいからね。
アメリカの巨大企業が有利になる条件をたくさん出されて、結局日本は了承するに決まっている。。。まさに属国。
農業改革で弱体化した全農がどこまで日本の食の安全を守れるのだろうか?
遺伝子組み換え作物なんて、食べたくないんだけどなあ。
アメリカでは遺伝子組み換え作物の表示はしないし、遺伝子組み換えをしていない作物の表示も法律で、させてもらえない。だから、アメリカではみんな遺伝子組み換え作物を食べている。選択の余地がないのだ。
TPPが成立してしまったら、日本にも遺伝子組み換え作物が入ってきて、表示もされないので、日本国民も食べないといけなくなるねえ。。。
いいのかな、それで。
でも、一応モンサントも9月に買収される交渉に入ったけど、ドイツ企業になったら、変わるのだろうか?アメリカもモンサントの利益のために動かなくなるから、ちょっと変わるのだろうか?モンサントのビジネスモデルをバイエルが継承しなければ、もしかしたら、遺伝子組み換え作物の脅威は減るかもね。まだどうなるかわからないけど、可能性は残るねえ。。。
2017年5月31日追記
アメリカが入ったTPPは、トランプ大統領のおかげで、実現しなかったです。
しかし、トランプ政権は、「アグリビジネス(農業分野)の標的は日本だ」ということで、続々と日本でモンサント法が決まっています。
種子法の廃止、種子のノウハウを民間に提供するという法律が決まってしまいました。(農業競争力強化支援法)
要するにアグリバイオビジネスに、現在日本の税金で作り上げた、優れた種子の知見を献上しろということです。
民間ならば制限はありません。外資規制もありません。
優れた種子のちょっとした変更を加えるだけで、特許を取る事ができます。
つまりは、税金で生産可能となった優れた種子の特許をモンサントにあげて、日本の食の安全保障と所得を吸い取る仕組みを献上したのです。
まさに売国と言っていいでしょう。
そういうことが日本ではどんどんと進んでいるのです。
恐ろしいのは、TPPだけではなかったということです。
アメリカとの二国間協議(FTA)も進行中です。どんな不利益を蒙るかまったくわかりません。
どうしてこんな自国を守る仕組みのない無防備主義の改革が進むのか、まったく理解できませんが、このまま行くと日本の形は数年後には跡形もなく、なくなってしまうのではないかと、憂うばかりです。
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