公開日時: 2016年8月11日 @ 11:09
小保方氏がSTAP細胞について発表したのが2014年1月だったが、みなさん、ご存知のとおり、不正があったとして大バッシングがあり、理研の笹井氏は自殺までしてしまった。
バッシングしたメディアの根拠は、論文中のコピペがあったことだったが、画像の修正などに関しての不正だということだった。しかし、執筆者は小保方氏だったかも知れないが、連名で何人かの教授が名を連ねている。
つまり、その教授たちはその論文を読んで、修正したり、間違いを指摘したりしたものが提出されている。つまり、論文としては、それほどおかしくないものであったという判断があったのだ。
科学を知らない人間としては、メディアの指摘は正当なものだと日本中が小保方氏を責めていたが、科学者的には、おかしくなかったらしい。
実際に論文を読んだ学者の方たちは、特に論文が学会として受け入れられないという拒絶反応があったわけではなかった。
確かに、小保方氏のやり方では、STAP細胞は再作成できなかった。
しかし、科学とは、そうやって手探りで探していくものだ。
「こんなことを見つけたよ」で、論文にしても問題ない。
間違っていたものは淘汰されるだけだ。
科学がどういうものかわかってないメディアが持ち上げて、奈落の底に落したというなんとも悲惨な話だった。
特にNHKは、小保方氏をトイレまで追い掛け回したり、ひどい取材をしたり何がしたかったのかわからない。
メディアの倫理はどうなっているのだろう?と本当に疑問に思う行為だった。
2016年5月に、ドイツのハイデルベルク大学でSTAP現象が発表された。
小保方氏の一般の細胞を弱酸性溶液に浸してストレスを与えて作成するSTAP細胞とは違うが、がん細胞の一種に独自の酸性ストレスを与えることで、多能性細胞を作成することに成功した。
国内では、STAP細胞などないと言う事で、STAP現象について忘れさられてしまったが、海外では評価されて研究されていたのだ。
今度の論文の再試がうまく行くかどうかは、まだわからないが、今後もSTAP現象については研究されると思われる。
今後、この分野で新たな発見があり、主要分野となったとき、STAP細胞の発表を取り下げてしまったことは日本の大きな損失だと思う。
日本の中にいると、メディアの影響を受けてしまうのだが、日本のメディアは結局商業的に受けるものを放送するものであり、真実を伝えるものではないということだ。
STAP現象についての報道をメディアが大きく取り上げないことも不自然に思えて仕方がない。
日本のメディアは本当に信用したらいけないなと改めて思う。
早稲田大学も小保方氏の博士号を無効にするという愚行をやったが、教育機関としてやってはいけないことだと思う。
一度、論文を通しておいて、あとになってそれは誤りだったと言っている。
では早稲田大学は、論文の審査もまともにできない教育機関なんだと認めたことになる。
自分で自分を貶めるようなことはするべきではないと思う。
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