今行っている会社では、3月は最終金曜日が期末日の31日のため、今日がプレミアムフライデーでした。
今日は、まったくプレミアムフライデーのプの字も出ないあり様でした。
先月は申し訳程度に、マネージャーの方から、「今日はプレミアムフライデーだけど、帰れとも帰るなとも言いませんので、各自考えて行動するように」みたいなメールが来てましたが、今日は何もありませんでした。
っていうか、今日は社員の方々はお給料日なので、スーパー定時日という、組合の人が回ってきて、追い出すという世にも恐ろしいスーパーな定時退勤日なので、その連絡があったくらいでした。
2回目にして、早くもこんな感じです。
きっとこのまま行くと来年は、プレミアムフライデーなんて、忘れ去られているだろうなと確信した次第であります!
まあ、ダーティーなIT企業に、こんな制度が根付くわけもないのですが。
他の会社はプレミアムフライデーは今日じゃないのだろうか?
あまりニュースを見ないのでわからないけど、今月はプレミアムフライデーの話題は聞かなかったけど。
先月のニュース番組では、ほとんどの人たちが帰らなかったみたいだし、今月も変わらないでしょうねえ。
帰れるのは、一部の人だけだと思われます。
何が怖いって、プレミアムフライデーの話題が出たのは、去年の9月ごろだったように記憶しています。
それが半年経たない間に、実施されるこのスピード感が怖すぎます。
何の制度でも、スピード解決は、いい結果を生まないです。
ここが安倍政権の恐ろしいところです。
規制や既存制度は悪だという認識があるようですが、なんでもそうですけど、何か理由があって規制や制度があるんです。
議論せずに、いきなり制度を変えても、いい変化なんて起こらないということをいいかげん安倍政権は気が付くべきだと思います。
改良されてできている規制や制度もあるので、それを壊し続けていたら、日本のいいところを壊すこともあるということを知って欲しいと思います。
今回のプレミアムフライデーは小さなことだと思うし、個人的にはどちらでもいいことなので、勝手にやってもらってもいいですが、そうでない分野でいろいろ制度を変えてきてます。
発送電分離とか、水道事業の民営化とか、農協改革とか。。。
規制改革という名の安全保障の破壊がどんどん進んでいるのが怖すぎます。
発送電分離なんて、外の国で発送電分離をやって電気料金が値下がってる国なんてありません。逆に停電が頻発するような事態になっている国もあります。停電が頻発するようなところで、産業は発達しないので、日本は発展途上国化していくことでしょう。
水道事業の民営化ですが、水道はユニバーサルなサービス業です。企業が採算が合わなくて、撤退なんてしたらどうするんでしょうねえ?水道から水が出ない生活が来ることを国民は望んでないと思うのですが。
農協改革ですが、地方の小さい村とかでは、農協がインフラを支えているところがあります。農協は営利企業でないため、儲からなくても地域の生活を維持するために、サービスを提供しているところがあります。ガソリンスタンドを経営していたりとか、歯医者を経営していたりとか。当然赤字です。でも地域のためにサービスを提供してくれているわけです。そんな農協を株式会社化したら、そういうサービスは採算が合わないので、潰れていくでしょう。そうすると、地域に住めない人たちが出てくるわけです。安倍政権のいう地方創世なんて、嘘っぱちなのです。地方が衰退することなんて、なんとも思ってない政治家ばかりだということです。
森友学園問題で、安倍政権、このまま潰れてくれたらいいなあと思っています。
分別のある政治を行うために、自民党の体制の見直し、官僚制度の見直し、民間議員による専横政治を止めてくれるリーダーが欲しいと思います。